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貯めること増やすこと
 
家計の支出を見直し、 より多く貯蓄ができるようになったら、 これを増やすことを考えましょう。  お金をためることはもちろん大切ですが、 同じ額の貯蓄をしてもその後の運用方法によって、 長い時間を経た後では大きな差が生まれるからです。
目標の大きさ、 到達時間が分かれば、 それに即した最適の運用方法を探すようにしましょう。
 
単利計算:
元金100万円を年利回り3%で預けた場合、 1年後には元金100万円+利息3万円=103万円に。  10年では元金100万円+利息30万円=130万円……というように、 単純に毎年の利息を加えていく方法を単利計算と呼びます。
 
複利計算:
2年目からは元金に加え毎年の利息も加えて計算する方法です。  たとえば元金100万円、 利回り3%なら1年後の元利合計金額は単利計算と同じく103万円ですが、 2年目は103万円を元金として計算するので106万900円になります(単利計算では106万円)。  さらに10年後には134万3916円と単利計算との差が広がってきます。
一般的に、 長期の運用を考えるときは複利計算を使います。
 
表(2):複利の計算表
元金 運用年数 年利率 目標達成時の元利合計金額
¥1,000,000 14.4年 5% ¥2,018,952
 
複利の積み立て運用
元手を預けてそのまま増えるのを待っているだけでは運用とはいえません。  計画的な支出プランによって、 毎月、 毎年お金を節約して、 それを逐次運用に当てていくのが上手な運用というものです。  毎年どれくらい積み立てれば、 どのくらいの期間で目標額に達するかを考えておけば、 最適な貯蓄計画を立てることができます。  たとえば10年後に1000万円貯めたい。  利回りは3%という場合、 毎年87万円程度を積み立てていけばいいということが分かります。
 
表(3): 積み立て運用の計算表
積み立て運用 目標金額 運用年数 年利率 毎年の積立額
¥10,000,000 10.0年 3% ¥872,305
 
※“72の法則”を知っていますか
「複利計算はちょっと難しい」という人にはよい方法があります。  これは“72の法則”と呼ばれるもので、 「複利で何年、 何%で運用すれば倍になるのか」という大体の目安を簡単に計算できる方法です。  利回りと運用年数をかけて72になる組み合わせが複利で倍になる数値です。  たとえば5%の利回りで倍になるのは、 72÷5(%)≒14年。  5%で約14年複利運用すれば元金は倍になるということがすぐに分かります。
 
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