一方、国際デビットカードというタイプもあります。まだ日本では一般化していませんが、海外では
急成長している決済手段です。VISA、マスターの国際ブランドが自らのネットワークを使って
デビットカードサービスを展開するもので、米国ではクレジットカードの取扱高に迫るくらいの増加を
見せています。国際デビットカードは、クレジットカードのインフラをそのまま使って、決済を行ないます(VISA、
マスターのステッカーの貼ってある店でなら原則使えるというものです)。この方法ですと、クレジット
カードのシステムで利用できてイニシャルコストがかからない。通信費用も節約できるため加盟店の負担が
少ないというメリットがあります。日本でも2004年4月から銀行のクレジットカード直接発行が本格化
しました。各行ともキャッシュカードとクレジットカードが一体化した多機能ICカードの発行を開始します。
そこに国際デビットが搭載されるというオプションも当然、ありえます。銀行が本腰を入れるようになれば、
日本でもデビットカードの急速な普及が期待されます。